頸椎椎間板ヘルニア

頸椎椎間板ヘルニアとは?

頸椎と頸椎の間には椎間板と呼ばれるクッションのような組織があります。

この椎間板が何らかの理由で形を変えて飛び出してしまい、神経を圧迫した状態を頸椎椎間板ヘルニアと呼びます。

以前は背中の丸くなった高齢者に多いとされていた頸椎ヘルニアですが、PCなどの慢性的不良姿勢により若い世代にも増えている疾患です。

また、交通事故等により1度の衝撃で生じることもあります。

 

頸椎椎間板ヘルニアの症状は?

首から出た神経は肩や腕、手に分布し、感覚や運動を支配しています。

その為、ヘルニアにより出所の神経が圧迫を受けると抹消の肩や腕に力が入らなくなったり、重だるくなったりします。

また、圧迫や外傷により神経に炎症が生じると神経が興奮してしまい、首から腕や手にかけて強い神経痛が生じます。

この神経痛がヘルニアの症状の中で最も辛い症状となります。

 

病院でヘルニアと言われたんだけど・・・

頸椎と頸椎の間が潰れているからと言って必ずしもヘルニアを生じているとは限りません。ヘルニアを確定するにはMRIでの診断が必要となりますので、レントゲンのみでヘルニアと診断された場合、実際ヘルニアではない可能性もあります。

また、数年前にヘルニアと診断された事を気にされている患者様も多いですが、ヘルニアは体内に吸収される事で治癒するというケースも多々報告されています。

今現在の症状が重要な判断材料となります。

頸椎椎間板ヘルニアの治療法は?

神経痛が非常に強く夜も眠れないような状態の場合、鍼灸整骨院での施術対象外となるので病院でのブロック注射をお勧めします。

比較的軽度な場合、マッサージや鍼灸がとても有効です。

 

あさひろ鍼灸整骨院のヘルニア治療詳細

あさひろ鍼灸整骨院では、ヘルニアにならない体づくりを治療目標としています。

体づくりのポイントは、姿勢です。

その場の痛み、しびれを取る事はもちろん大事ですが、その後にまた猫背姿勢でテレビを見たりPC作業をしたりスマートフォンを見たりを長時間繰り返したら、椎間に大きな負荷が掛かり、再発してしまう可能性が高いです。

 

①患部の炎症、しびれを取り除く

マッサージ+鍼がおすすめです。神経は体の奥深い部分を走っているので、鍼を使用し神経の出所を直接刺激する事がポイントです。

②姿勢を悪くする要素を1つずつ治療していく

亀のように背中が丸まり、首が前に出てしまう人はヘルニアになるリスクが高いです。

体を丸めてしまう筋肉は体の前面(大胸筋・肩甲下筋・胸鎖乳突筋)の筋肉の過剰な緊張です。この緊張により肩が前方に巻いてしまうと、構造的に背中が丸くなり首は前に出てしまうのです。

前面の筋肉をほぐし、更に背骨を矯正する事が良い姿勢を保つ治療となります。

姿勢を整えるには、あさひろ鍼灸整骨院のATCがおすすめです。

猫背矯正により前面の筋肉をほぐし、矯正により背骨を整える、更に患部に貼るタイプの鍼を入れることで痛みの戻りを阻止します。

 

この2ステップ治療によりヘルニアを根本的に解決しましょう。