シンスプリント

シンスプリントとは

ランニングやジャンプの繰り返し、使い過ぎ(オーバーユース)により脛骨(すねの骨)に炎症が起きる疾患です。

別名「脛骨過労性骨膜炎」や「過労性脛部通」や「脛骨内側症候群」などと呼ばれることもあります。

原因

過度の、運動量、時間、内容、日数、負担のかかりやすいいフォーム、シューズの摩耗、

足に合っていないシューズ、硬い地面での競技、練習、足の形態以上(偏平足、回内足)筋肉の柔軟性の低下、関節可動域の減少などが原因になることがあります。

すねにくっつく筋肉には主に後脛骨筋、長趾屈筋、ヒラメ筋があり、それらの筋肉がオーバーユースによって柔軟性の低下、硬くなってしまい、骨を包む骨膜を繰り返し引っ張ってしまい骨膜に炎症が起き、痛みになります。

症状

脛骨の内側に痛み、圧痛、熱感、腫れが主たる症状です。

症状の出方は徐々に変化していきます。

初期:痛みはあるが身体が暖まってきたら痛みが消える。運動後に痛みが出る。

中期:日常生活には支障はないが、スポーツ活動中に痛みがある

後期:常時痛みがあり、通常歩行にも痛みを来たす

当院のシンスプリントの治療方法

検査

レントゲン上では初期、中期では変化が診られないが一般的です。

後期から先になってくると痛みが続き、強い場合疲労骨折になっていることがあります。

治療

まず、熱感などの炎症反応が強い場合はアイシングを行ない、その後原因となる筋肉の緊張を取る為の手技療法を行ないます。この間は運動を中止し極力安静にして頂きます。

その他、痛みを早期に引かせるために超音波治療や鍼灸など患者様一人一人に合わせた治療を行っていきます。

最終的には当院オリジナル治療の「ASTA治療」を行なうことで根本的なアライメント異常などを整えていき根治を目指します。