石灰沈着性腱板炎
- 肩を動かすと激痛が走る
- 肩が痛くて眠れない
- 肩が痛くて目が覚める
- 肩を動かした時の痛みが6か月以上続いている
- 鍼灸整骨院で施術を受けても良くならない
石灰沈着性腱板炎は、肩関節周囲の腱や軟部組織にカルシウムが沈着する状態を指し、40歳以上の中年以上の成人によく見られます。
症状は個人によって異なりますが、一般的なものには以下があります。
腕の痛み
肩の動きや特定の動作を行った際に激しい痛みを感じることがあります。
特に腕を上げたり前後に動かしたりすると痛みが強くなります。
運動制限
肩関節の可動域が制限され、腕を上げるなどの動作が困難になることがあります。
また、肩を動かす際に異常な摩擦感や引っかかりを感じることもあります。
腫れや炎症
肩周囲の腫れや赤み、炎症が生じることがあります。
これは石灰沈着による周囲の組織の炎症反応によるものです。
腕や手の痺れ
石灰沈着によって周囲の神経が圧迫されることで、腕や手の痺れやしびれを感じることがあります。
夜間痛:
特に寝ている間や体を休めているときに痛みが増すことがあります。このため、睡眠の質が低下することもあります。
石灰沈着性腱板炎の治療法
急性期の激しい痛み
急性期の激しい肩関節の痛みは鍼灸整骨院の施術対象外となりますので、整形外科を受診することをお勧めいたします。
急性期の痛みを我慢してしまうと患部の状態が悪化し、治療期間が長引く可能性がありますのでお早めにご相談ください。
急性期を過ぎた痛み
病院を受診して急性期を過ぎたら、当院でも施術が可能となります。
鍼灸施術
急性期の痛みが強い時期には鍼や灸を用いて、肩関節周辺の筋肉の緊張を緩和し、炎症を抑え、血流を促進します。
これにより、肩関節の痛みや運動制限を改善します。
鍼は特定のツボに針を刺すことで神経や筋肉の刺激を与え、身体の自然治癒力を高めます。
超音波治療
超音波治療は、高周波の音波を使用して体内の組織にエネルギーを送り込み、炎症や痛みを軽減する治療法です。
この治療は、体表から超音波を照射することで、深部の筋肉や関節にアクセスし、血流を促進し、筋肉の緊張を緩和します。
また、慢性的な痛みや炎症、筋肉の緊張、関節の可動域の制限などに効果があります。